プジョー308 エンジン不調
2015年02月08日
プジョー308がエンジン不調で入庫しました。
エンジンが吹けずに、エキマニ付近で異音がする。。。
エキマニ付近の異音と言いますと・・・・
タービンが付いております!
早速タービンのインテーク側のダクトを取り外し点検!
写真では分かりにくいですが、タービンのシャフトにガタが出て外周にフィンが当たってます!
なぜこんな事になったのか、疑問に思いながら外しにかかります。
タービンはエンジンルーム手前の非常に目立つ位置に付いておりますが
取り外すにはイロイロと外さなくてはいけません。。。
で、
作業中取り外しの際に原因が分かりました!
オイルラインが完全に詰まっております!!!
ベアリングへのオイルの供給が断たれたタービンはかなり過酷な状況になり
焼き付きます。
どの車種でもどんなエンジンでもそうですが、ターボ車は特にオイル管理はキッチリ守って頂かなければなりませんね…
今回はお客様と相談させて頂き、USEDタービンと新品のオイルパイプの交換をさせて頂く事になりました。
交換後、オイルとエレメントと遅効性のオイルライン洗浄剤を添加させて頂きました!
その後エンジンは調子よく回っております(^^)
オイル交換をサボるとターボ車、NA車に関わらず大きな出費に繋がってしまいますので
3000km毎に、遅くとも5000kmまでには必ず交換をお願いします!
ちょっとサボったかな?と思った時には、クリーニングケミカルの添加をオススメします。
エンジンオイルをマメに交換していても、汚れは距離に応じて増していきます!
自分の愛車もキッチリ3000kmでそこそこのモノを入れているのですが
やはり汚れは時々ケミカルで落としております。。。
くれぐれも安価なケミカルには手を出さないことをオススメします!!
有名メーカーのニセモノや不具合を起こす危険性があるものが出回ってますので御注意を!!
サービス 向島